中国神話

遠き昔、天地未だ定まらず、人の世もまた無き時代なり。広き大地に風は吹かれ、生きる者は僅かにし、ただ静寂のみが広がる。女神:女媧は己が姿を写し黄土をこね、初めて人を創った。こうして、かくして、人の世始まり、万物とともに栄えんとす。


されど、時流れ、天地乱れ、蒼天裂け、大地割れ、洪水溢れ、獣猛り狂う。人を脅かし、世は混沌の淵に沈みたり。これを見た女媧、憐れみの心を抱き、五色の石を集めて溶かし、その石で天の裂け目を塞ぎ修復した。なお、猛獣を討ち滅ぼし、天地の理を正し、世は再び安らぎを得たり。

女媧は単なる天を繕いしにあらず。笙、瑟、埙などの楽器を生み出し、人々に音楽を楽しむ道を授け賜う。また、婚姻制度を定め、男女を結び、家族を築かしめ、世の繋がりを深めたり。人間社会に温かい絆が生まれ、よって、女媧は「婚姻の神」としても崇められるようになった。

ある時、女媧は人々の労苦を哀れみ、甘露を酒に変じて授け賜う飲む者が、心和らぎ、血気巡り、労苦より解き放たれたり。以来、人々は酒を醸し、祭事の折には神に捧げるようになりたり。故に、女媧は「礼儀の神」としても敬われるようになりたり。

また、こんな伝説もある。女媧は正さまざま月の初め、日ごとに生物を作り、初日には鶏、二日目に犬、三日目に豚、四日目に羊、五日目に牛、六日目に馬を生み出し、そして七日目にして、ようやく人間を創りしなり。従って、正月七日は「人の日」と称するなり(先週火曜)。

さらに、一説には、女媧はその身を天地と一体化し、肉は大地となり、骨は山岳に変じ、髪は草木に、血は川となりて流れたりという。まさしく、開天辟地の盤古にも比肩せし存在なり

女媧の形象は人のみであらず、時には蛙、蛇なり。蛙は母性を象徴し、蛇は人間の味方にする力とす。


㎰:古文体を作るため、ChatGPTを使いました。字々検討し、凄く勉強になりました。

以下は原文となる古漢文なり。とても美しいので、読んで頂いたら嬉しいです。



        華胥生男子爲伏羲,女子爲女媧,故世言女媧伏羲之妹,風姓,人首蛇身,乘伏羲製度,作笙簧。張雲幕,枚佔神明,能變化萬物。

        往古之時,四極廢,九州裂,天不兼覆,地不週載,火爁炎而不滅,水浩洋而不息,猛獸食精民,鷙鳥攫老弱。女媧煉五色石以補蒼天,斷鰲足以立四極,殺黑龍以濟冀川,積蘆灰以止淫水。天不足西北,故日月移焉;地不足東南,故百川注焉。蒼天神四極正,淫水涸,冀川平,狡蟲死,精民生。

        女媧之後有大庭氏,有柏皇氏,有中央氏,有栗陸氏,有驪連氏,有赫胥氏,有尊盧氏,有混沌氏,有昊英氏,有朱襄氏,有葛天氏,有陰康氏,有無懷氏。據女媧氏,天子也。自大庭氏之後十三氏皆臣於伏羲,諸家以爲天子。臣每疑此在伏羲時爲諸侯,如夏、商、週在唐虞之世也。不然當伏羲之世分九牧而理天下,各君一方以效其治,後世之訛以爲相繼爲天子也。或言朱襄之時多風而陽氣蓄積,萬物解散,果實不實,士達作五絃瑟以來,陰氣以定群生。

        葛天氏之時民俗熙熙,其作樂也,三人摻牛尾,投足以歌。八闋:一曰載民,二曰無鳥,三曰遂草木,四曰奮五谷,五曰謹天常,六曰達帝功,七曰依地德,八曰總萬物之極。或言自伏羲至無懷,千二百六十年。自女媧至無懷,凡十五君,襲庖羲之號千一百五十年。




评论

  1. 中国の神話は本当に面白いです!この話は初めて聞きました。どうしてカエルが母性の象徴になったのでしょうか?

    回复删除
  2. この神話のように中国では女神が人を創るんですね。日本の最高神が女神であるのと共通点があるように感じました。婚姻の神や礼儀の神など、兼任しているのも興味深いですね。

    回复删除

发表评论

此博客中的热门博文

方言インタビュー

個人学習プロジェクト「偽中国語」中間報告

あみぐるみとようこそ先輩の感想